NHK日本語なるほど塾　　斉藤孝教授

話し言葉の基礎は書き言葉：創造と想像。会話中に文字が浮かぶ。

読書=人の話を聞く力。語彙が増える。　素読文化 (立川文庫)、感情の型

空海 小室直樹 勝海舟 司馬遼太郎 小林秀雄 江藤淳 新渡戸稲造(武士道) 凝然大徳(八宗綱要)

新約聖書 旧約聖書 ニーチェ ゲーテ トーマスマン ダンテ トルストイ ドストエフスキー 菊と刀

話を聞かない男、地図が読めない女　森鴎外 夏目漱石 正岡子規 坪内逍遥

江戸人物辞典 宮本武蔵(五輪書） 三島由紀夫(暁の寺) 平将門 安部清明（陰陽師）

王陽明(陽明学） 朱子学の背景 殷鑑遠からず 隗よりはじめよ 奇貨おくべし 天下三分の計

井沢元彦（逆説の日本史） 平家物語 太平記 源氏物語 枕草子 徒然草 方丈記　

手塚治虫 横山光輝 山川惣治(少年ケニヤ) ビルマの竪琴 夕日と拳銃 川上貞奴

ゲームの達人(シドニィ・シェルダン) 宇宙英雄ローダン Out of Africa ハリーポッター

アンドレジイド　徐福伝説　殉情物語　鑑真/唐招提寺

レオナルドダビンチ、アインシュタイン、エジソン は、ディスレクシアdyslexia？

山岡鉄舟　勝海舟　西郷隆盛　清川八郎
小栗上野介 榎本武揚 坂本竜馬
吉田松陰　佐久間象山 山田方谷 藤田東湖
桂小五郎 久坂玄瑞　高杉晋作

レオナルドダビンチ、アインシュタイン、エジソン等の天才も
ディスレクシアdyslexia？ 相対性理論

山岡鉄舟 勝海舟 西郷隆盛 清川八郎 小栗上野介 榎本武揚 坂本竜馬
吉田松陰　佐久間象山 山田方谷 藤田東湖
桂小五郎 久坂玄瑞　高杉晋作

豊臣秀吉　 露と落ち 露と消えにし 吾が身かな 浪花の事も 夢のまた夢

徳川家康 　先に行く あとに残るも 同じこと 連れて行けぬを わかれぞと思う

上杉謙信 　四十九年 一睡夢 一期栄華 一盃酒 嗚呼柳緑花紅

　　　　　　　 極楽も 地獄もさきは 有明の 月の心に かかる雲なし

武田信玄 　大低還他肌骨好 不塗紅粉自風流

　　　　　　　大低は 他の肌骨(きこつ)の好きに還ろ 紅粉を塗らずして おのずから風流

伊達正宗 　曇りなき 心の月を さき立てて 浮世の闇を 照らしてぞ行く

明智光秀 　順逆無二門 大道徹心源 五十五年夢 覚来帰一元

千利休　 寒熱の 地獄を通う 茶柄杓も 心なければ 苦しみもなし

柴田勝家 　夏の夜の 夢路はかなき あとの名を　雲井にあげよ　山ほととぎす

山岡鉄舟　明治２１年７・１９　病死　享年５３

幕臣
真影流を極め、書・禅の道でも有名。幕臣ながら尊攘の志を持ち、清河八郎らと国事を論ず。
文久２年浪士取締役として浪士らと上京。 明治元年３月薩摩藩士益満休之助を伴い駿府の大総督府本営に乗り込み、西郷隆盛と会して江戸無血開城への道を開いた。 のちの西郷・勝海舟との談判が実現されたのは彼の気の立ち合いによる。 海舟は鉄舟を「何分にも腑の脱けた人でござるというから、ドンナ風に腑が脱けているかと問うたら、イヤ 生命もいらぬ、名もいらぬ、金もいらぬ、といったような始末に困る人ですが、ただし、あんな始末に困る人ならでは、お互いに腹を開けて、ともに天下の大事を誓いあうわけには参りません。本当に無我無私の忠胆なる人とは、山岡さんの如き人でしょう。とて、西郷は驚いておったよ」と言っている。 彼の気骨に感じ、５年西郷は明治天皇の侍従に推薦する。

清水の次郎長は彼の人物に惚れ、弟子となっている。 また落語界の巨匠三遊亭円朝も弟子であった。 臨終を迎える日、鉄舟は弟子たちにいつものように剣術の稽古を続けさせ、また妻にも琴の稽古を命じた。 白い着物を着、座禅を組み「もう少し。 もうじき死ぬから待て。ああ、琴の音はいいな」といい、見守っていた円朝に、もう死ぬのはわかっているが、その間待ってる者が退屈だから何か落語をやってくれと言った。 円朝はのちに「もう生涯で、あのくらい辛いことはなかった。 自分が神とも仰ぐ師匠が、臨終を前にして、そこで落語をやれと言われる。 なるべくおかしい話をしてくれと言われて、涙をぽろぽろこぼしながら、おかしい話をして、そこで臨終になった」と言っている。

勝海舟へ贈った辞世

「二竪何因煩此躬 大飲暴食害不空 転苦為楽観自在 生死任天臥蓐中」

海舟は鉄舟を讚えて「英邁豪果。一好男子。撃剣精妙。悟人衆理。八万子弟。誰亦是比。」と詠む。
追悼文「達人はその身死するも、偉跡は百世に彰る。　君の働きにより万衆はその恩沢を蒙り、旧主とこしえに泰然たり。 今君不幸にして大患にかかるも、疾く生死を忘る。 いわんや苦痛をや。 一笑して泉下に去る。 残れるもの悲しみて号泣す。 これ至誠のいたすところなり。　君の胸中を知る者は誰ぞ。友人勝安房、君に代りて偈を作り、以てその霊魂を慰す。 偈にいわく、塵世を横行。 　磅磚の精気。
残月弦の如く。 光芒地を照す。 在天の霊これを享けよ」

土佐藩郷士
武市半平太の土佐勤王党に血盟するが、藩の因循さに文久２年３月２４日沢村惣之丞と脱藩。
勝海舟に入門し海軍操練を学ぶ。
薩長同盟のため周旋し、亀山社中を興して薩摩名義で長州の武器を購入。
大政奉還を目指し、土佐藩上士後藤象二郎に持ちかけて土佐をひとつにし、薩土討幕・王政復古盟約のため奔走。　越前福井に出張し、新政府の綱領について相談したが、１１月１５夜近江屋の母屋二階で中岡慎太郎と議論中、京都見廻組に襲撃され、頭を斬られ昏倒。 一旦意識を回復したが、行灯を持って階段の傍まで来たところで絶命した。 脳漿が出、血が階下まで流れていたという。
中岡は全身に１１カ所の傷を受け出血著しく、また脳に疵が達していたため１７日夕方手当の甲斐なく息を引き取った。 僕の藤吉も背中を斬られ１６日に死去。この暗殺の状況はあちこちの本で紹介されているのではぶく。
岩倉具視は龍馬・中岡の死を痛み 「坂（本）、横（山、中岡慎太郎）死云々、臣（岩倉）も実に遺憾切歯之至リ、何卒真先ニ復讐致シ度キものニ候」と薩摩の大久保利通に手紙を宛て、大久保も 「坂本首（はじめ）暴殺之事、弥新選組ニ相違なき向、聞かされ申候。近日来益暴ヲ働き候由、第一、近藤勇ガ所為ト察せられ申候。実ニ自滅ヲ招くの表カト存ざられ申候」と応えている。
三条実美は大宰府で訃報を聞くと、「慎太郎、公（三条）等の命を奉じ本年（慶応三年）三月を以て京師に赴き、爾来諸藩士の間に周旋し、同藩坂本龍馬と共に河原町の逆旅に宿す。是夜新選組の徒、襲て之を刺殺す。報、宰府に達す。翌月五日同志等本願寺の旅寓に於て祭典を修む。 公（三条）和歌を賜ひ、以て追悼の意を表す」。

「世を思ひ身を思ひても誓ひてし人のうせぬることそ悲しき」

「武士のそのたましひやたまちはふ神となりても国守るらむ」

「君がためよのため思ひ歎くには悲しといふも悲しかりけり」

１８日には３人の葬儀が営まれ、東山霊山に葬られた。 墓標は桂小五郎が書く。
暗殺者は当初新選組と目され、また、いろは丸事件で揉めた紀州藩士三浦休太郎が新選組をそそのかしたとの流説もあり、１２月７日海援隊・陸援隊士らが三浦の泊っている天満屋を報復襲撃した。 しかし、今では、明治３年に自白した元京都見廻組の今井信郎らが与頭の佐々木只三郎の指図により犯行に及んだとの説が強い。

勝海舟

"これでおしまい"

奮ってその身を世間の風浪に投じ、 浮かぶか沈むか、生きるか死ぬかの処まで泳いでみよ

人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのサ

いつ松を植えたか、杉を植えたか、目立たないように百年の大計を立てるのが必要さ